解説委員室ブログ:NHKブログ | 視点・論点 | 視点・論点 「地震と高層難民」

<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2007年10月09日 (火)視点・論点 「地震と高層難民」 防災・危機管理ジャーナリスト 渡辺 実 １０月１日から気象庁が発表する「緊急地震速報」の一般運用が始まりました。 緊急地震速報とは、地震が発生して、あなたのところに大きな揺れが来る前に 「あと何秒で、震度いくつの揺れが襲ってくる」かを知らせてくれる、究極の減災情報です。 さて、政府の地震調査委員会は、Ｍ７．３の首都圏直下地震が 今後３０年以内に発生する確立を７０％、と非常に高い確率であることを発表しています。 巨大都市が大地震に襲われると、３年前の新潟県中越地震や、能登半島地震、 そして７月１６日に発生した新潟県中越沖地震とは、まったく異なった災害が発生します。 巨大都市に大地震が発生した直後に、３種類の「震災難民」が発生します。 一つは、「帰宅難民」です。二つは「避

[summercontrail]

"、「高層難民」にならないために　各高層階の家庭では３日間ではなく「１週間分の水や食料などの備蓄を行い、１週間は高層階で自活・自立できる対策」を実施することが必要"

[arajin]

渡辺　実