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プレスリリース - 生殖細胞にオスとメスの違いを生み出す新たな仕組み
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プレスリリース - 生殖細胞にオスとメスの違いを生み出す新たな仕組み
基礎生物学研究所 生殖遺伝学研究室の田中実准教授と総合研究大学院大学 大学院生の西村俊哉らの研究グ... 基礎生物学研究所 生殖遺伝学研究室の田中実准教授と総合研究大学院大学 大学院生の西村俊哉らの研究グループは、精子や卵の元となるメダカの生殖細胞には、身体全体の性が決まる前の早い時期から、細胞の増殖能がオスとメスで異なることを示し、それに関与する遺伝子を見つけました。また、このようなオスとメスの違い(性差)は性決定遺伝子による仕組みとは別の仕組みで生じていました。メダカ属の魚は性を決める遺伝子のしくみが多様に進化していることが知られており、これらの現象は、性決定の仕組みの進化の一断面を表していると考えられます。この成果は7月30日に生物学専門雑誌Developmentにて発表されました。 【研究の背景】 次世代を生み出すために不可欠な卵や精子は、始原生殖細胞と呼ばれる細胞から生じます。研究グループは、始原生殖細胞から卵や精子が作られる仕組みを、メダカを用いて調べてきました。 ヒトやメダカの身