パリエアショー番外編：ツェッペリンの新型飛行船に乗る - ニュース - nikkei BPnet

「飛行船」という乗り物について、少し航空機に詳しい人でも「すでに歴史的使命を負えた存在」と思っているのではないだろうか。 ●写真1 飛行場に引き出された機体。地上での移動には、トラックの上に立てた特製の係留塔を使う。係留塔トラック一台と数人の地上クルーだけで操作できる しかし現在、ドイツ南部のスイス国境に近い巨大な湖、ボーデン湖畔の街フリードリヒスハーフェンでは、最新の技術を駆使した飛行船による遊覧飛行が行われている。飛行船の名前は「ツェッペリンNT」。かつてのツェッペリン飛行船の再来を期して開発された全長75mの機体である。パリエアショー（関連記事）の後、筆者はフリードリヒスハーフェンでこの飛行船に搭乗する機会を得た。その技術はドイツ人の粘りの成果であり、遊覧飛行は感動的だ。しかし、本格的な飛行船復権につながるかは未知数である。 ●最新技術を駆使してヘリコプターに近い機動性を得る 「

[hariiibara]

飛行船 Zeppelin