ビデオの時代（10）～通信社・新聞社・雑誌社もビデオ配信を拡大 - nikkei BPnet

（織田 浩一） ブロードバンドがもたらしたメディア会社の大きな変化は、今までのテレビ局は映像媒体で、ラジオは音声媒体、新聞や雑誌は活字媒体、といったすみ分けを一切取り払ってしまったことではないだろうか。すべてのメディア会社はコンテンツ・クリエーターあるいはコンテンツ・エディターとなり、インターネットがコンテンツを送るための総合的なチャネルであって、活字であろうと音声であろうと映像であろうと、その情報やエンターテインメントを届けるのに最もふさわしい形の表現方法で構わない、という環境が出来上がった。 今まで活字中心だった新聞・雑誌社も、ビデオ・コンテンツを自社サイトに取り込もうと動き始めている。また、そうした状況に対応するため、通信社もビデオ・ニュースの提供を始めている。 通信社は新聞・テレビにニュース・ビデオを提供、ロイターは個人にも 米国のニュース・メディア会社1500社によって所