ブラックボックスが合う工場、ショールームにすべき工場 / SAFETY JAPAN [小山 昇氏] / 日経BP社

第42回 ブラックボックスが合う工場、ショールームにすべき工場 株式会社武蔵野 社長 小山 昇氏 2007年2月23日 我が社の経営サポート事業部は、200社の会員企業を抱えています。200社の約半数は製造業です。酒席などで「サービス業の小山に製造業の経営サポートができるのか？」と聞かれることも、ままあります。何を隠そう、学生時代のわたしは数カ所の工場でアルバイトしていて、旋盤やフライス盤なども扱いました。また1975年ごろには工場を経営していたこともあるのです。 今も多くの製造業を見学し、勉強しています。工場経営の基本的なことは把握している。またサービス業だからこそ独創的なサポートができる、ということもある。特に、過当な競争にさらされざるを得ない中小企業が勝ち残っていくためには、業界の非常識を積み重ねていくことです。業界の非常識とは何か？ 他業種で成功している会社の良いところをどん