「いきいき集落」と呼んで 「限界集落」呼称に反発 宮崎県、公募し選定 / 西日本新聞

音声ブラウザ専用。記事本文とカテゴリナビへ移動するためのナビゲーションスキップです。 記事本文へ移動したい場合はこちらをクリックしてください。クリック！ カテゴリナビへ移動したい場合はそのままお進みください。 「限界集落」と呼ばれることへの強い反発を受け、地域の活性化に励む集落に対する呼称を公募していた宮崎県は７日、「いきいき集落」を選定した、と発表した。４７都道府県から１８９０件（１０９５人）の応募があり、「地域間格差の象徴」として認知された「限界集落」の呼称への高い関心が裏付けられた。 県は、「限界」という言葉が地域の活性化に取り組む住民の意欲や活気を奪い、山間部住民からも「限界集落と呼ばないで」との要望があったことから、新呼称を８月末までの約３カ月間、募った。同県の東国原英夫知事と、県内山間部にあり「限界集落」を抱える日之影町の津隈一成町長、西米良村の黒木定蔵村長が審査した。