南京市の博物館から「日中友好の象徴」に返還要求 宮崎県、対応に苦慮 - 西日本新聞

南京市の博物館から「日中友好の象徴」に返還要求 宮崎県、対応に苦慮 2015年10月10日 23時00分 中国の想像上の霊獣「麒麟」を彫刻した石。左下に「南京日本居留民会」と彫り込まれている写真を見る正面に「八紘一宇」の文字がある平和の塔。土台部分には中国を含め国内外の石が使われている写真を見る 日中戦争下の１９４０（昭和１５）年、国内外から集めた石を土台に造られた宮崎市の「平和の塔」について中国・南京市の民間博物館が今月下旬に来日し、土台に組み込まれた南京産とみられる礎石３個の返還を宮崎県などに求めることが分かった。塔の礎石の返還要求は初めて。友好の象徴とされてきた平和の塔については、礎石の一部が旧日本軍の略奪品に当たるのではないかとの指摘もあり、県や市民団体は対応に苦慮している。 宮崎県日中友好運動懇談会によると、来日メンバーは「南京民間抗日戦争博物館」の館長やメディア関係者。懇談会と

[kinbricksnow]

“考える会が南京の博物館に写真鑑定を依頼したところ、１４世紀に明王朝を興した皇帝の陵墓から持ち帰られた可能性があり、「国宝級の文化財」と説明されたという”