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【PDF】シュタイナーの超感覚的認識に関する考察 ─ 象徴としてのことば・語りえぬものを語る視座 ─ 笠置浩史先生
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【PDF】シュタイナーの超感覚的認識に関する考察 ─ 象徴としてのことば・語りえぬものを語る視座 ─ 笠置浩史先生
47─ ─ シュタイナーの超感覚的認識に関する考察 ─ 象徴としてのことば 0 0 0 ・語りえぬものを語る視座... 47─ ─ シュタイナーの超感覚的認識に関する考察 ─ 象徴としてのことば 0 0 0 ・語りえぬものを語る視座 ─ 笠 置 浩 史 (日本大学大学院) はじめに ルドルフ・シュタイナー(Rudolf Steiner, 1861−1925)は、シュタイナー教育の名で広く知られ ているように、独自の人間観に根ざした教育論を展開した。その実践は、現在世界中で900校以上 を数えるシュタイナー学校(ヴァルドルフ学校とも呼ばれる)において行われており、その成果と ともに注目を集め続けている。 これまで、フォルメンやオイリュトミー、エポック授業などといったシュタイナー学校の授業実 践の様子はもちろん、その基礎となるシュタイナーの人間観、とりわけ発達理論についてはすでに 広く紹介・研究されてきた。しかしながら、特にその独自の用語法による思想は難解な印象を与 え、オカルトとして拒否反応を招いてきたこ