日本のマンガが世界に浸透したのはなぜ？

日米コミック文化の比較 日本のマンガは「MANGA」としてアジア、ヨーロッパ、アメリカに深く浸透し、今や世界を席巻している。英語という「世界標準言語」を使用しているアメリカンコミックの方がはるかに有利なようなのに、なぜ世界はアメリカンコミックではなく日本のマンガの方を選択したのだろうか？ 結論を先に言うと、その答えは次の２点に尽きると思う。日本マンガは出版に際して使用した紙の質が非常に悪かったということ。それともう一点は日本マンガは出版社の質が、アメコミの出版社と比べて非常に高かったことだと思う。 戦前の児童文化の総本山である講談社の「少年倶楽部」を見ると、誌面構成はまだ読み物や小説などの活字が多く、その中に漫画が挟まっているような状態だった。小説の執筆陣には一流の小説家が名を連ねている。その同じ雑誌に『のらくろ』などの漫画が掲載されていた。 このような状態はアメリカでは考えられないことだ

[ch1248]

日本の漫画が世界に広まった理由。

[I11]

日本の漫画が表現力のコストパフォーマンスが高いという点は以前から指摘されていたと思う。ただし紙質や色数だけでパフォーマンスが高いわけではない。

[fieldragon]

アメリカンコミックとマンガの違い

[Captain-Y]

アメコミに関して二次情報だけで接しているとこうなるという典型。

[soorce]

まず、ページ単価はここ30年ほど変動ないです(d:id:soorce:20070212)が、紙質はすごく「良く」なってますよ。他に95年位までは有線綴で今は無線綴じ等、変化し続けてます。この記者は実物見ないで書いてる？

[kkbt2]

紙質の悪さが競争力？･･･面白い仮説

[bn2islander]

スパイダーマンは全世界に浸透していると思うんだけどなあ

[ken_wood]

>紙の質が悪かった。時間のリアリティーを生むために多数のコマを使って細かく描いても、新人作家を連載しても価格に響かない。漫画家に印税を支払い作家として遇した。コミックのアメリカンドリームは日本にあった

[castle]

「「紙の質が悪かった」ことが世界に飛躍する原因」「アメコミ雑誌はその誕生から一貫してカラー印刷。ページ数を増やせない」「日本の漫画週刊誌は黒一色刷で紙の質も悪く、ページ数を増やしても価格には響かない」

[mainyaa]

紙の質が悪いため、雑誌にたくさんの作品を載せられる。安い実験場があるからたくさんの作品が生み出され、その中から光るものが出てくるわけか。

[walkinglint]

面白い指摘だ > 日本の漫画週刊誌は黒一色刷で紙の質も悪いとなるとページ数を増やしても価格には響いてこない。

[myrmecoleon]

紙の質という観点は面白い。

[TakahashiMasaki]

出版社と雑誌の質が，…　（"アメコミの雑誌は、連載モノが１作品か数品しか載せることができない。日本の場合は電話帳のような分厚い雑誌に１０作品以上の連載モノが掲載できる。"