むのさん「横手は人の心温める街」 「たいまつ」発行振り返る｜さきがけonTheWeb

むのさん「横手は人の心温める街」 「たいまつ」発行振り返る ※写真クリックで拡大表示します 「横手は人の心を温め、つなぐ街」と語ったむのさん 秋田県美郷町出身で１００歳のジャーナリストむのたけじさんの講演会「ふたつの世紀を横手に生きて」が１３日、横手市役所条里南庁舎で開かれた。同市で新聞「たいまつ」を３０年間発行したむのさんは、「横手は人の心を温め、つなぐ精神にあふれる街。いま一度、足元を固めて未来へ踏み出してほしい」と横手への思いを語った。 むのさんは「たいまつ」を発行していた当時を振り返り、「当初は広告なしでの経営を試みたが、地元の商人たちが『文章だけじゃ面白くない』と言ってくれ、広告を出してくれた。温かみに支えられた」と述べた。 １９６４年に著書「たいまつ十六年」を発表した際の逸話も紹介。「地元の保守政治家が『あなたは政敵だけれども、敵にこそ頑張ってもらわなければ』と祝いの会を開

[shigak19]

今年は鶴見俊輔も亡くなってしまい、いよいよ戦時の経験を有する世代が減るなかでむのさんの健在ぶりが際立っている印象/岩波現代文庫にも入っているけれど、『たいまつ十六年』の特に第一部は物凄く面白かった