生活道路、除雪進まず 県内自治体、置き場の不足深刻 - 山梨日日新聞 みるじゃん

記録的な大雪を受け、山梨県内の自治体は、除雪車両や除雪後の雪置き場の確保に頭を悩ませている。市町村は比較的交通量が多い国道や県道など幹線道路の除雪を優先させているが、住民の生活道である市町村道まで手が回らないのが実情。市民らが雪を落とした水路から水があふれ出すケースも頻発。自治体は、水路が増水すれば住宅が浸水する恐れがあるとして、注意を呼び掛けている。 過去にない降雪量に見舞われ、自治体の除雪作業は「困難を極めている状況」（県道路管理課）。従来は雪を道路脇に寄せるだけだったが、歩道にも膨大な雪が積もり、各自治体では除雪した雪の搬出作業も必要になっている。立ち往生した車両も作業が停滞する一因になっているといい、同課は「除雪作業の迅速化のため、車の外出はできるだけ控えてほしい」としている。 都留市は富士吉田市や大月市を結ぶ国道１３９号を優先して除雪している。市民からは市道の除雪を求める声が

[kechack]

市民らが雪を落とした水路から水があふれ出すケースも頻発。自治体は、水路が増水すれば住宅が浸水する恐れがあるとして、注意を呼び掛けている。