目指せ子どもたちが集まる図書室 毛野南小で読書推進プロジェクト ｜下野新聞「ＳＯＯＮ」

【足利】子どもたちが集まる学校図書室にしようと、毛野南小ＰＴＡは「読書推進プロジェクト（ＤＳＰ）」に取り組んでいる。図書の入れ替えや内装を工夫して読書への関心を高めると同時に、本を読むことで読解力や表現力の優れた子を育てることが狙い。８日には児童文学評論家の赤木かん子さんが同校を訪ね、図書室の視察や講演会を行った。 同校には約８千冊の本があり、２０１０年度の貸出数は約５千冊だった。インターネットの普及などで読書しない子が増えていることに加え、蔵書や本棚が古くなっていることも利用者が少ない要因となっている。 そこで子どもたちの好きな本を集め、利用しやすい図書室にすることで、読書意欲を高め、子どもたちの読解力や表現力を伸ばそうと保護者らがＤＳＰを立ち上げた。 ことし２月、同校ＰＴＡや毎週木曜に読み聞かせを行っているボランティアなど約20人がＤＳＰを始動。赤木さんが図書館改造を手掛けた東京

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赤木かんこ。