信濃毎日新聞［信毎web］ 県内４大学が合同就職説明会 遠隔講義システムで直結

県内８大学が連携して学生の基礎教育などに取り組む「高等教育コンソーシアム信州」は２５日、映像と音声を各大学キャンパスに送る遠隔講義システムを使った初の合同就職説明会を開いた。企業などの人事担当者による信大松本キャンパス（松本市）での説明を、信大のほかの４キャンパスと松本大（松本市）、長野大（上田市）、諏訪東京理科大（茅野市）に中継。２０１１年春に卒業予定の学生を中心に計約１００人が出席し、県内外の４企業と県警の説明を聞いた。 合同就職説明会は、これから就職活動を始める学生に早い段階で業界研究や企業の求める人材を意識してもらおう−と企画。講義などでの利用が多い同システムを活用することで、多くの学生が企業と接する機会を増やす狙いもある。 信大松本キャンパスでは、各社などが１５分ずつ業務内容や企業理念などを説明。学生たちはメモを取りながら耳を傾けた。信大経済学部３年の女子学生（２１）は「企業