システム・ソフトウエア開発業者の倒産動向調査 | 帝国データバンク[TDB]

中小企業金融円滑化法の施行下、システム・ソフトウエア開発業界において倒産が増加している。2000年のITバブル以降、多数の企業が設立されたほか、業界特有の経営体質から、資金調達する環境に恵まれない企業が多く、今後も倒産件数は高水準で推移することが予想される。帝国データバンクは、2000年～2012年に発生したシステム・ソフトウエア開発を主業としている事業者の倒産について、調査・分析した。 今回調査対象としたシステム・ソフトウエア開発業者のなかには、ゲームソフトを含む「パッケージ（既製市販）ソフトウエア業」のほか、 「情報処理サービス業」 「情報提供サービス業」 は含めていない 負債1000万円以上の法的整理のみ 2000年～2012年に発生したシステム・ソフトウエア開発業者の倒産は1697件。2012年は221件で過去最悪となった。1697件の内訳を見ると、業歴別では、設立10年未満が45

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2012年は221件で過去最悪を記録

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2012年は221件で過去最悪を記録 ～ 金融円滑化法の効果及ばず、淘汰さらに激化 ～