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東京新聞:新型インフル 国内発生前、82人に症状 本紙調査 検疫すり抜け感染:社会(TOKYO Web)
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東京新聞:新型インフル 国内発生前、82人に症状 本紙調査 検疫すり抜け感染:社会(TOKYO Web)
今月十六日に初めて新型インフルエンザの国内発生が確認されたが、その前日までに計八十二人が新型ウイ... 今月十六日に初めて新型インフルエンザの国内発生が確認されたが、その前日までに計八十二人が新型ウイルスによる発熱などの症状を訴えていたことが二十九日、東京新聞の調べで分かった。政府は水際対策に注力していたが、検疫をすり抜け、感染が拡大していたことになる。 本紙は二十九日までに厚生労働省に報告された約三百六十人の感染者について、発熱やせきなどの症状が出た日を独自に分析。その結果、九日に兵庫県西宮市や宝塚市などの高校生五人が症状を訴え始め、十日は神戸市など七人、十三日には大阪市や大阪府吹田市など十二人の高校生らに拡大。十五日は三十二人に急増して合計八十二人に。十六日に神戸市で第一例が確認された時点では、発症者は百四人に達していた。