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東京新聞:立川断層帯 数百年前に地震か 定説覆す:社会(TOKYO Web)
東京都と埼玉県にまたがる立川断層帯で数百年前に地震が起きた可能性の高いことが、東京大地震研究所な... 東京都と埼玉県にまたがる立川断層帯で数百年前に地震が起きた可能性の高いことが、東京大地震研究所などの調査で分かった。これまでは過去一万三千年は地震が起きていないと考えられてきた。政府の地震調査委員会は地震がほぼ周期的に起きると考え、次の発生が近づいていると予測していたが、しばらく活動しない可能性も出てきた。 (榊原智康) 立川断層帯で起こる地震は首都直下地震の想定の一つ。防災面での重要性は高いが、宅地開発が進んでいるため掘削などの調査が難しく、過去の地震活動が詳しく分かっていなかった。東京都瑞穂町の狭山神社の敷地内で昨年十二月、長さ六メートル、深さ二~三メートルの溝を掘ったところ、はっきりとした断層が見つかった。 放射性炭素を用いてずれた地層の年代を調べたところ、地震が起きたのは十四~十五世紀以降との結果が得られた。調査した東大地震研の石山達也助教は「鎌倉から室町時代の『中世』に起こったよ
2014/05/11 リンク