東京新聞:秩父夜祭 山車立ち往生 行列進行遅れ、踏切横切れず…:埼玉(TOKYO Web)

秩父市中心部で三日夜に行われた秩父夜祭で、山車の行列の進行が遅れたため、最後の山車一基が途中の踏切を横切れず、終着点の秩父公園手前で約二時間、立ち往生を余儀なくされた。 山車の行列は、秩父鉄道御花畑駅南側の踏切を横切る。ここでは高さ最大七メートルの山車を通すため、架線を一時取り外し、秩父鉄道はこの踏切を含む秩父－影森間を運休とする。架線取り外しは午後七時五十分から始め、観光客の帰路の列車運行のため午後十時半ごろにいったん復旧。終電運行後に再び取り外す手順となっている。 最後の山車は午後十時すぎに秩父公園に到着する予定だったが、行列の進行が全体的に遅れ、架線の一時復旧前に踏切を横切れなかった。このため、終電出発後の午後十一時五十分ごろまで進めず、秩父公園到着は四日午前零時十五分ごろになった。