東京新聞:八王子市定住希望調査 利便性より絆を重視:東京(TOKYO Web)

八王子市では、住むには多少不便でも人付き合いが濃密な地域ほど、住み続ける人は多い－。そんな傾向が、八王子市都市政策研究所の調査で分かった。昨年十月に定住希望や住環境の満足度などをアンケートで尋ねた。市内を中央、西部、西南部、北部、東南部、東部の六つの地域に分け、千五百七十四人の回答を分析した。 （福岡範行） 多摩ニュータウンの開発で市街地が整備された東部は、商業施設が集まる京王相模原線南大沢駅があり、道路事情や買い物の便利さ、景観、自然環境の満足度は７０％を超える。だが「積極的に住み続けたい」と答えた人は、他地域より一割以上低い３１・１％にとどまる。 西部と北部は、住環境の便利さがワースト一、二位。西部は病院への行きやすさや道路事情、北部は買い物の便利さが、それぞれ六地域で最低だった。ところが「積極的に住み続けたい」との回答は西部５０・５％、北部４８・９％と上位一、二位。目立つのは、近所に

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定住を促す対策は住環境の向上を考えがちだが、今回の調査では関係性は小さかった。住民同士のつながりの強さの方が関係していた

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「定住を促す対策は住環境の向上を考えがちだが、今回の調査では関係性は小さかった。住民同士のつながりの強さの方が関係していた」 東京新聞:八王子市定住希望調査　利便性より絆を重視:東京(TOKYO Web)