東京新聞:陳前総統自宅治療へ 台湾、６年ぶり拘束解く:国際(TOKYO Web)

【台北＝迫田勝敏】台湾法務部（日本の法務省に相当）は五日、収賄罪などで服役中の野党民進党の陳水扁前総統（６３）に自宅治療を認めた。陳氏は台中刑務所内の病院からこの日夜、車で高雄市の自宅に帰った。陳氏が拘束を解かれるのは約六年一カ月ぶり。自宅治療期間は延長可能だが、当面は一カ月間とされ、自宅治療期間は刑期に算入されない。 陳氏は服役中に体調を崩し、何度か自宅治療を求め、医師団も提言した。診断では失禁、転倒、吃音（きつおん）、手足の震えがあるほか、脳が入獄前に比べ１７％萎縮したとされていたが、法務部はすべて却下。陳氏は自殺未遂騒ぎも起こしていた。 ところが、昨年暮れに羅瑩雪法務部長（法相に相当）が突然、自宅治療の再申請を助言した。新たな政府の鑑定チームは、陳氏が睡眠時無呼吸症候群などのため、いつでも死亡する危険があると報告。二十四時間看護ができる自宅治療への切り替えを提言した。法務部の今回の助

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当面は一カ月間とされ、自宅治療期間は刑期に算入されない。 　陳氏は服役中に体調を崩し、何度か自宅治療を求め、医師団も提言した。診断では失禁、転倒、吃音（きつおん）、手足の震えがあるほか、脳が入獄前に比