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東京新聞:福島原発事故 その時私は [3・12]原子力安全・保安院次長 平岡 英治さん(56)(TOKYO Web)
◆水素爆発は思いもしなかった (初日に)2号機で冷却できない状態が続いたらどうなるか、というデータ... ◆水素爆発は思いもしなかった (初日に)2号機で冷却できない状態が続いたらどうなるか、というデータを見た。見なくてもだいたい想像がつきますが、数時間で燃料が(水面から)露出し、さらに数時間で燃料損傷する試算。官邸で共有され、大臣にも報告しました。 (放射性物質の拡散状況を予測する)SPEEDIのデータは、ほとんど記憶にない。一部見たと思う。そこにいた全員、気象情報は頭に入っていて、当分海の方に吹いていると。(データには)新しい情報はなかった。だから覚えてない。 水素爆発は思いもしなかった。漏れた水素がどうなるかというのは、あまり考えたことがなかった。不勉強だったと思います。 東電が福島第一から撤退するという話は、保安院に戻って聞きました。小森さん(小森明生東電常務)に電話すると、「事態は緊迫していて、これ以上悪化するようなら、必要な人を残し退避させることも考えている」と。官邸がなぜ「全員撤
2012/03/15 リンク