「１０００円ＣＤ」県内で人気 販売店、売り上げ増に期待 - 徳島新聞社

洋楽やクラシック、ジャズの１０００円前後のＣＤが次々と発売され、徳島県内でも人気を集めている。過去の曲が中心だが、１９７０～８０年代のベスト盤と呼べそうな内容で、４０～５０代の音楽ファンのハートをがっちり。インターネットの音楽配信や景気低迷のあおりを受けて、売れ行きが低調なＣＤ。県内の各ＣＤ店は「売り上げアップの切り札に」と期待を寄せる。 ビデオレンタル店「ＴＳＵＴＡＹＡ」を全国で展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ（東京）は、洋楽ミュージシャンの名曲を集めたベスト盤ＣＤを６０タイトル制作し、昨年１２月から９９９円で発売。北島店（北島町鯛浜）では、アバやカーペンターズのベスト盤が中年層に人気で、洋楽ＣＤ売り上げの１０位以内をキープしている。昨年死去し、注目を集めたマイケル・ジャクソンのベスト盤を買う若い世代も目に付くという。 ドイツのバンド、スコーピオンズのベスト盤を購入した近藤