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ビール税一本化へ、本格議論…政府・与党 ビールは値下げ、発泡酒や第3のビールは値上げ
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ビール税一本化へ、本格議論…政府・与党 ビールは値下げ、発泡酒や第3のビールは値上げ
政府・与党は今秋から始める2017年度税制改正の議論で、ビール類の酒税の見直しを進める方針だ。 ビ... 政府・与党は今秋から始める2017年度税制改正の議論で、ビール類の酒税の見直しを進める方針だ。 ビール類の税額の55円程度への一本化や、ビールの定義拡大が主な論点。 安価な発泡酒や「第3のビール」の増税につながることなどから先送りされてきたテーマだが、 消費税率10%への引き上げが延期されたことも踏まえ、議論を前進させる考えだ。 風味多様化 酒税法は、原料をホップや麦などに限り、麦芽の比率も67%以上のものだけを「ビール」と定義している。 欧州では、麦芽比率がもっと低かったり、別の原料で風味を付けたりしてもビールだ。 財務省は「海外の状況も踏まえて麦芽比率や原料の範囲を検討する」と説明。 麦芽比率を見直せば1908年以来、原料を追加すれば03年の麦以来となる。 見直しの背景には、欧州産ビールが発泡酒扱いされることに対する欧州連合(EU)の不満がある。 欧州は、原料にオレンジピール(皮)やコ