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新しい創傷治療:
20回目を越えるあたりから痛みが強くなり,28回目終了時に「これ以上続けたら間違いなく出血する」とい... 20回目を越えるあたりから痛みが強くなり,28回目終了時に「これ以上続けたら間違いなく出血する」という確信があり,マゾヒスティックな気分も十分に味わえたため,これにて打ち止めとした。 10回目あたりからガムテープを剥がしたところに徐々に発赤が認められ,20回目ではかなり赤くなった。 顕微鏡による観察では,8回目あたりから明らかに皮膚紋理が浅くなり,皮膚表層が損傷されていることがわかる。 肉眼的にはっきりわかる変化を起こすためには20回以上繰り返すことが必要だが(それ以前だと写真を撮ってもあまりわからないから),顕微鏡で観察する分には8~14回で十分と思われる。 皮膚損傷の変化,および,各種の皮膚潰瘍治療薬の変化を見るには,この「ガムテープを張っては剥がす」方法は有用である。 ハンドソープによる皮膚の変化と比較すると,ハンドソープによる損傷はいかにも薬品で溶かしたというようにぬめっと一様に変