０８年の平均所得５４７万円…２年連続で減少 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

２００８年の１世帯当たりの平均所得が、前年より８万７０００円少ない５４７万５０００円で、２年連続で減少し、１９８８年以来、２０年ぶりに５５０万円を下回ったことが、厚生労働省が２０日に公表した「国民生活基礎調査」で分かった。 また、６５歳以上の高齢者がいる世帯は全体の４１・９％、高齢者のみの世帯も２０・０％で、いずれも過去最高だった。 厚労省は「高齢者世帯が増加し、世帯内で働いている人の割合も減っていることが背景にある」と説明している。 調査は昨年６、７月に実施し、全国の４万６５２８世帯の回答をまとめた。 所得の調査は、６４６１世帯が対象。所得の分布状況は「２００万〜３００万円未満」が１３・９％で最も多かった。高齢者世帯の所得は２９７万円で、前年より１万９０００円減少した。