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妖怪の魅力、伝え続けた巨匠…水木しげるさん : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
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妖怪の魅力、伝え続けた巨匠…水木しげるさん : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
「ゲゲゲの鬼太郎」などの怪奇漫画を通して妖怪の魅力を伝え続けた漫画界の巨匠、水木しげるさんが30... 「ゲゲゲの鬼太郎」などの怪奇漫画を通して妖怪の魅力を伝え続けた漫画界の巨匠、水木しげるさんが30日、亡くなった。 戦争で片方の腕を失う不幸や貧乏にもくじけず「あの世とこの世の間」をひょうひょうと追い続けた人生だった。 鳥取県境港市で育ち、幼いころ、家に手伝いに来ていた「のんのんばあ」と呼ばれていた女性から妖怪の話を聞いたり、寺の地獄極楽絵図を見せられたりしたことで、神秘的なものに興味を覚えた。第2次大戦で出征し、送られたラバウル(パプアニューギニア・ニューブリテン島)では、部隊の全滅後、5日間、飲まず食わずで逃走し生き延びたこともあった。 戦後、職業を転々としながら、武蔵野美術学校(現武蔵野美術大)に通うが2年で中退。この頃から紙芝居作者に。1957年ごろから貸本向けの漫画を描き始めた。仲間から聞いた話をもとに、独自に鬼太郎ものの紙芝居を描き、貸本時代も書き継いだのが、「ゲゲゲの鬼太郎」の