さらば急行「きたぐに」 新潟―大阪結び５０年 : 新潟 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

出発を待つ急行「きたぐに」。乗客らがデジタルカメラやビデオカメラに収める姿が目立った（２７日夜、新潟駅で） 新潟―大阪間約６００キロを約５０年にわたって結んできた急行「きたぐに」が３月のダイヤ改正で姿を消す。夜行急行として、旅行客やビジネスマンに愛されていたが、利用者の低迷で廃止が決まった。廃止直前の２月２７日夜、ＪＲ新潟駅から「きたぐに」に飛び乗った。（文と写真・白石洋一） ◆ ２７日午後１０時２７分。寒さが増した新潟駅３番線ホームに「きたぐに」が入線した。向かいの４番線ホームでは、若い男性５人が三脚でカメラを固定し必死にシャッターチャンスを狙った。 予約したのは、２段ベッドのＡ寝台上段。枕や布団のほか、浴衣やスリッパ、ハンガーも用意され、「移動するホテル」だ。 同１１時。越後線の列車の遅れを待って、定刻２分遅れで動き始めた。東京都台東区の根岸明良さん（４１）が使い捨てカメラとカメラ付き

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そういえば、廃止の決まった夜行に乗ったのは、まりもくらいだなあ、俺