死者・不明者２７００人、昭和三陸大津波から７８年…岩手 : ニュース : 教育 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

備えよ常に 岩手県内で死者・行方不明者約２７００人を出した昭和三陸大津波から３日で７８年を迎え、沿岸各地で宮城県沖地震を想定した大規模な避難訓練が行われた。 宮古市の小学校では、地元高校生たちが模型を使って津波を再現、その恐ろしさを児童たちに伝えた。 避難訓練をしたのは、宮古、釜石の２市と大槌町。昨年はチリ地震津波の直後で中止されたため、いずれも２年ぶりとなった。 訓練で想定した宮城県沖地震は、大津波が短時間で沿岸一帯を襲い、到達時間は釜石、宮古ともに約２５分と予想されている。津波の高さは大船渡市で最大１０メートル（遡上(そじょう)高）と見込まれている。 大槌町の訓練では午前７時、マグニチュード７・５の地震が起き大津波警報が発令されたと想定し、住民ら１８２９人が参加した。 町立吉里吉里小学校には４７２人が避難し、倒壊した家屋からけが人を助け出す訓練も行われた。中学２年の芳賀崚君（１

[emiladamas]

2011年3月4日