「情報」と付き合う(12) 送り手の意図 読み解く : 教育ルネサンス : 教育 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

情報教育の先進校ではメディアを主体的に読み解く力も学ぶ。 子供が、アルプスの草原にたたずんだり、腕組みするチンパンジーと同じポーズのツーショットに納まったり。虫のように小さくなって、植物のツルを登っている作品もある。 子供はすべて、静岡県富士市立元吉原小学校４年１組の児童。「情報」の授業で、子供たち自身が、好きな写真と、デジタルカメラで撮った自身のポートレートをパソコンで合成した。 「あたかも行ったことがあるような作品もあれば、ウソなんだけど面白い作品も。みんなよく考えてます」。指導する情報教育担当の上杉圭子教諭（４１）も感心する。 今月５日の授業では、互いの作品を鑑賞した後、班に分かれて雑誌やチラシの中にある合成写真を探した。模造紙に張り付け、感想や意見を発表する。 「ドーナツが空に浮いてる。すごくおいしそう」「人よりも大きなカートに野菜がいっぱい。たくさん入る冷蔵庫なので買ってください

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