どこへ行った浮き魚礁…漁業振興の「新兵器」 : 社会 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

和歌山県太地町の南東沖３９キロの太平洋の海面に、県が設置していた新型の浮き魚礁の所在がわからなくなっている。 県は係留ロープが切れて漂流しているか、海中に沈んだとみているが、海域を航行する船舶が衝突した場合、大きな事故になりかねない、と注意を呼びかけている。県は、この浮き魚礁を漁業振興の「新兵器」と位置づけ、今後拡充する考えだったが、計画見直しを余儀なくされる事態に直面している。 所在不明になったのは、円筒形の「和歌山県１号 梶取埼浮魚礁」（直径６メートル、高さ５・３メートル、重さ１３・１トン）。カツオやマグロが海面に浮く流木群に集まりやすい性質に着目し、人工魚礁を海面に浮かべて魚をおびき寄せる。１号基は県と水産庁で約１億５０００万円を投じ、今年２月に設置した。 今回の浮き魚礁に先立ち、県は２００２年度から、白浜町沖などで、水深約４０メートルに設置する人工漁礁を導入。これまで約４億円を投じ

[el-pescador]

すぐ修理していれば…（読売）どこへ行った浮き魚礁…漁業振興の「新兵器」１億５０００万円を投じ、今年２月に設置した。４月頃に通信機能が故障し…

[strawberryhunter]

通信機能を故障したままにするとか、お粗末すぎるだろ。責任者は約1億5000万円分の責任を取るべき。4億円で20基も設置できたのに1基に約1億5000万円もかかるのも不可解。

[hahnela03]

所在不明になった浮き魚礁は、全地球測位システム（ＧＰＳ）を備え、風向や風速、海水温も計測できる最新鋭機器だった。