「障害わかれば」発言、県教育委員が撤回し謝罪 : 社会 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

茨城県教育委員の長谷川智恵子氏（７１）が１８日に開かれた県総合教育会議で、「妊娠初期に（障害の有無が）もっとわかるようにできないか。４か月以降になるとおろせない」などと発言した問題を巡り、長谷川氏は１９日、「心からお詫（わ）びを申し上げ、発言を撤回させていただく」などとするコメントを発表し、謝罪した。 一方、障害のある子どもを持つ保護者や関係者からは「許せない」などと憤りの声が上がった。県教育委員会には１００件を超す非難や疑問の声が寄せられた。 長谷川氏は「障害のある方やご家族を含め、数多くの方々に多大なる苦痛を与えた」とし、「決して障害のある方を差別する気持ちで述べたものではない。生まれてきた子どもたちの命は全て大切なものであると考えている」と続けた。その上で「教育委員として今まで以上に研さんを積み、微力ながら力を尽くしてまいりたい」とした。 県教委によると、１９日夕までに、長谷川氏の発