「小笠原選手、僕も頑張るよ」闘病の良介君、誓う : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

「小笠原選手、僕も頑張るよ」。東京・世田谷の自宅でテレビ観戦していた小学６年の沢井良介君（１１）は日本一が決まった瞬間、画面の小笠原道大選手に、そう誓っていた。 沢井君は１０月半ばまで、自宅近くの国立成育医療センターで闘病生活を送っていた。がんが胸や腹などの神経にできる「神経芽(が)細胞腫」。抗がん剤の副作用による吐き気、ベッドから出られない毎日……。今年３月に入院してから３か月後の６月下旬、小児がんで苦しむ子供の訪問を続けている小笠原選手と対面した。 小笠原選手はユニホーム姿。初めて間近で見るプロ野球選手に「大きいな」と緊張したが、とても優しかった。着ていたシャツの背中にサインしてもらい、折れたバットで作ったキーホルダーもプレゼントされた。 困ったのは、ひいきのチームを聞かれた時。地元の少年野球チームに入っている沢井君は、横浜ベイスターズの大ファン。「ジャイアンツです」と答えると、「本当

[Sonnier_tan]

サンキュー巨人の小笠原。