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「世話したかった…」殺処分に農業高生ショック : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
県立高鍋農業高(高鍋町)では、24日に乳牛1頭の感染疑い例がわかり、25日に早くも牛53頭、豚2... 県立高鍋農業高(高鍋町)では、24日に乳牛1頭の感染疑い例がわかり、25日に早くも牛53頭、豚281頭が殺処分され、世話をしてきた生徒らは大きなショックを受けている。 殺処分は、25日早朝から約1キロ離れた農場で行われ、飼料用トウモロコシ畑に埋められた。処分された中には、県畜産共進会でグランドチャンピオンを受賞した牛もいた。処分中、畜産科の生徒90人は鳴き声を聞いてショックを受けないよう体育館に集められ、県教委はカウンセラーを派遣した。3年の谷之木輝喜さん(17)は「もっと牛と接したかった。きちんと世話してあげたかった……」と悲しんだ。 同校は24日から臨時休校にしているが、27日から授業を再開する。これまでは肉付きのいい牛の肥育方法などを世話をしながら学んでいたが、県が安全宣言を出すまでは、全長約20センチの牛の模型を使って肉の部位などを学ぶことになった。 県教委によると、実習用の牛や豚
2010/05/26 リンク