住民が経路を決める「みんなのバス」運行 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

佐賀県武雄市は６日、交通の不便な地域に住む高齢者らの移動手段策として、地元にワゴン車を貸し出して走らせる「みんなのバス」事業の実験運行を市内の二つのエリアで始めた。 来年度からの本格実施を目指し、利用者の声を聞きながら改善点を探る。 みんなのバスは、１０人乗りのワゴン車を市が地域に無償で貸与。住民らが運行計画や経路を決め、実情に合った使い方をする。本格実施の際は、市が上限を決めて費用の一部を助成する考え。ただ、実験運行の間は、運転手の手当や燃料費を市が負担し、乗車料金も無料とする。 ６日に始まったのは、一方が山内町の今山地区で、もう一つは北方町の追分・焼米・掛橋地区。今山地区では出発式が行われた。同地区は、１１５世帯の約４３０人が暮らすが、乗り合いタクシーの乗車場まで１キロ以上離れている家もあるという。今回、設けたコースは、病院や商業施設などを巡る約１６キロで、約４５分かけて一回りする。運

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　運転手は？　「みんなのバスは、１０人乗りのワゴン車を市が地域に無償で貸与。住民らが運行計画や経路を決め、実情に合った使い方をする。本格実施の際は、市が上限を決めて費用の一部を助成する考え。」