甲子園も気になるが…東北高、被災地の後片付け : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

選抜高校野球大会に出場した東北高校（仙台市）の選手ら６０人が３日、宮城県石巻市内の３避難所で、がれきの撤去などのボランティア活動を行った。 同校は東日本大震災で目立った被害はなかったが、始業式は予定より約１週間遅れの１４日になり、野球部は練習再開の見通しが立っていない。 甲子園で被災地からの応援に励まされたナインらは、「少しでも力になりたい」（河西利明部長）と避難所で後片づけなどに取り組んでいる。 避難所になっている石巻市立渡波(わたのは)小学校で壊れたロッカーなどの片づけをしていた捕手の佐藤拓さんは「（甲子園の）決勝戦も気になるけど、今は自分のできることを精いっぱいやりたい」と話していた。