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「ミス隠したい」とATS破壊、JR北社員逮捕 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
北海道警札幌手稲署は30日、JR北海道の回送列車の自動列車停止装置(ATS)を故意に破壊したとし... 北海道警札幌手稲署は30日、JR北海道の回送列車の自動列車停止装置(ATS)を故意に破壊したとして、札幌市白石区平和通1北、JR北海道社員小林忍容疑者(33)を器物損壊の疑いで逮捕した。 発表によると、小林容疑者は昨年9月7日、同市手稲区の札幌運転所構内で、寝台特急北斗星の機関車2両の運転席に設置されたATSスイッチをハンマーでたたくなどして壊した疑い。 小林容疑者は当時、回送列車の運転士だった。運転所から出庫させる際にスイッチの確認を怠り、非常ブレーキを誤作動させた。小林容疑者は同社に「ミスを隠したかった」と説明していた。 JR北は昨年10月、小林容疑者を出勤停止15日の懲戒処分とし、担当業務を車両整備のサポートなどに変更した。その後、対応の甘さに批判が集まった。太田国土交通相は1月21日、運転士の免許を取り消すと発表し、JR北も23日に小林容疑者を器物損壊の容疑で道警に告訴していた。
2014/01/31 リンク