解散に含みの発言「首相の専権事項」…岡田氏 : 政治 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

民主党の岡田幹事長は２１日の党役員会で、党内の菅首相退陣論を念頭に、「（昨年９月の）代表選で選んだ菅首相を支えきる決意を持って対応してほしい」と、結束を呼びかけた。 小沢一郎元代表に近い同党比例選出衆院議員１６人が提出した会派離脱願については、受理しない方針を示した。 岡田氏は役員会後の記者会見で、首相が衆院解散に含みを持たせる発言をしていることに関し、「首相の専権事項だ。首相がいろいろなことを考えながら発言されている」と語った。 一方、小沢元代表は２１日夕、国会近くの個人事務所で民主党の川内博史衆院議員と面会し、２０１１年度予算関連法案の成立のメドが立たないことに関連し、「だいぶ煮詰まってきた。この１、２週間が正念場だ。首相は解散を打ってくるかもしれない」と指摘した。

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死に体の菅首相が未だに権力を弄ぼうとするのは釈然としないが、さっさと解散して民主の負けを確定させるのは短期的には健全。このあと誰が選挙を経ずに首相になっても、やめる頃にはより酷くなるのは明らか。