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時差ボケ解消?体内時計を遅らす物質を発見 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
生物の基本的な機能を約24時間の周期で調整する「体内時計」を遅らせる物質を、理化学研究所発生・再... 生物の基本的な機能を約24時間の周期で調整する「体内時計」を遅らせる物質を、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の上田泰己(ひろき)チームリーダーらが見つけた。 時差ボケや睡眠障害の治療薬の研究につながる成果として注目されそうだ。米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。 上田さんらは、人間の腫瘍(しゅよう)などから採った細胞を培養し、約1200種類の化合物を加えて反応を観察。10種類の化合物に体内時計の周期を大きく遅らせる効果があることを見つけた。 うち9種類は、時計遺伝子と深くかかわっている酵素の働きを妨げ、周期を最大で2倍の48時間まで遅らせた。温度を大きく下げても安定して周期を保つ働きをすることも確認された。
2009/09/03 リンク