ＵＤＤ幹部狙撃か、バンコク中心街騒然 : 国際 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

【バンコク＝若山樹一郎、尾崎孝】タイのタクシン元首相派「反独裁民主戦線」（ＵＤＤ）が街頭占拠を続ける首都バンコク市内で１３日午後７時（日本時間同９時）過ぎ、ＵＤＤ幹部の一人、カティヤ陸軍少将が頭部を銃で撃たれ、病院に運ばれた。 治安当局によると、意識不明の重体。 一帯では同夜、断続的に銃撃音や爆発音が続き、騒然となったが、少将以外の負傷者は伝えられていない。少将はＵＤＤで占拠継続を主張する強硬派で、何者かに狙撃された可能性がある。 タイ政府が１３日夕、占拠地域一帯の封鎖作業を始めた直後で、タイ情勢は再び緊迫してきた。 銃撃現場は、ビジネス街シーロム地区に接するルンピニ公園付近。目撃者によると、少将は路上で外国メディアとのインタビュー中に撃たれた。現場近くにいたＵＤＤメンバーは「ビルの上から狙われた」と叫び、一時、パニック状態になった。 アピシット首相は１３日、事態打開のためＵＤＤの要求に応