他社製品「気にしない」マリオ“生みの親”任天堂・宮本茂専務 - デジ・MONO - ZAKZAK

リーマン・ショックから始まった不況は、年が明けても収まる気配はない。２００７年から３年連続で過去最高益を更新してきた任天堂も、２０１０年業績予測はさすがに減収減益となった。だが、依然として純利益で２３００億円という高水準を維持するなど、勝ち組の筆頭であることは間違いない。ゲームソフトが家庭用ゲーム機だけでなく携帯電話でも遊べるようになり、ユーザー層も多様化したいま、任天堂はどんな戦略を練っているのか。３０年以上にわたり、常に第一線でゲームソフト開発の陣頭指揮を執り続ける同社の宮本茂専務（５７）に話を聞いた。 −−昨年１２月に発売された「ＮｅｗスーパーマリオブラザーズＷｉｉ」（以下Ｎｅｗマリオ）は発売１週間で１４０万本を売り上げる大ヒットとなりました。一般にアクションゲームは「難しい」と年々敬遠される傾向にありますが… 「残念なことですが、多くの人は最近のゲームの画面から“うまくない人は