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上原 信夫
上原信夫氏は、1924年に沖縄本島北部の国頭村奥で生まれた。この部落は共産生活を営むなど、戦前から、... 上原信夫氏は、1924年に沖縄本島北部の国頭村奥で生まれた。この部落は共産生活を営むなど、戦前から、研究対象になるようなところであった。先祖は首里士族だが、日本が近代国民国家を形成する過程において、琉球王国は解体されて失職し、国頭村へ移住してきた。読み書きなどの学問ができたため、役場や代用教員の職を得るなどして生計を立ていた。父の代から、地元で製材所を経営するような名望家だった。親戚の中には、南米へ出稼ぎのため移住するものも多かった。また、奥地区は奄美大島と沖縄本島を結ぶ、中継地の一つで、他地域の人々と触れ合う機会も多かった。 こうした環境に育ったため、上原氏も14歳のときに、満蒙開拓青少年義勇軍に入隊し、満州へ渡っている。満州では馬賊や匪賊との交流体験や、明治新政府に首里城を追われた先祖を持つという原体験から、上原氏の思想は徐々に反軍、反天皇になっていった。関東軍に任官後は、沖縄の第32