世界文化遺産 推薦一本化向け調整へ NHKニュース

政府の有識者会議は、平成２７年の世界文化遺産への登録を目指し、福岡県の八幡製鐵所など、九州や山口県を中心とした「明治日本の産業革命遺産」を推薦することを決めました。 一方、文化庁の委員会は、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の推薦をすでに決めており、今後、政府内で一本化に向けた調整が行われます。 世界文化遺産の推薦候補の選定は、これまでは文化庁の委員会が行っていましたが、稼働中の施設を含む場合、他の省庁なども関係することから、去年の閣議決定で、この委員会とは別に、政府の有識者会議で選定できるようにしました。 ２７日開かれた有識者会議では、▽福岡県の八幡製鐵所や▽三池炭鉱など、九州や山口県を中心とした８県の２８の資産からなる「明治日本の産業革命遺産」について、世界文化遺産への登録にふさわしいか審議しました。 その結果、「稼働中の資産を含めた産業資産が、明治からの日本の産業発展の礎となってい

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