保線所ごとの違反件数に大きな差 NHKニュース

ＪＲ北海道が、基準を超えたレールの幅などを補修せずに、９７か所で放置していた問題で、レールを管理する保線所によって、社内規程の違反件数に大きな差があるため、国土交通省は２３日も特別保安監査を行い、それぞれの保線所の業務内容を比較し、検査や管理の方法などを調べています。 ＪＲ北海道では、今月１９日に函館線で起きた貨物列車の脱線事故の現場付近をはじめ、レールの幅や左右のレールの高低差などが社内基準を超えていたにもかかわらず放置された規程違反が合わせて９７か所に上っていました。 こうしたなか、ＪＲ北海道に対して、鉄道事業法に基づいて２１日から特別保安監査を行っている国土交通省は、２３日も午前中、札幌市の札幌保線所に監査員が調査に入りました。 これまでに国土交通省は、脱線現場のレールを担当していた函館保線所大沼保線管理室にも監査に入り、検査の体制などを調べましたが、ここは最も多い２３か所で規程違反

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