海上自衛隊哨戒機 多国籍部隊で活動 NHKニュース

アフリカ・ソマリア沖の海賊対策で、海上自衛隊の哨戒機は、先月からアメリカ軍などによる多国籍部隊の活動に参加していて、その様子が公開されました。 ソマリア沖の海賊対策で、自衛隊は護衛艦２隻と哨戒機２機、それに隊員およそ６００人を現地に派遣しています。 このうち護衛艦１隻が去年１２月から、哨戒機２機が先月から、アメリカ軍などによる多国籍部隊の活動に参加していて、２２日、アフリカ東部のジブチを拠点にソマリア沖で活動するＰ３Ｃ哨戒機の様子が公開されました。 乗組員は、レーダーや双眼鏡で小さな船を見つけると、海賊がほかの船に乗り移るために利用するはしごなどの道具がないか確認していました。 哨戒機は広い海域を担当しますが、護衛艦は多国籍部隊の割り当てに従い、単独で一定の海域を受け持っていて、この活動に当たる護衛艦「さみだれ」も確認できました。 哨戒機や護衛艦は、海賊に関する情報があれば、中東のバーレー