建築用ガラス ６年ぶりに値上げ NHKニュース

大手ガラスメーカー３社は、原油高や円安などの影響で原材料の価格が上昇しているとして、住宅やビルなどに使うガラスの価格を今月の納入分から６年ぶりに値上げすることにしています。 このうち、最大手の旭硝子は、主に建物の窓に使う板ガラスを今月の納入分から１５％から２０％値上げするのをはじめ、建築会社などに納入する主なガラス製品の価格を引き上げます。 また、日本板硝子は今月の納入分から１０％から２０％、セントラル硝子は今月１６日の納入分から１０％から２０％、それぞれ建築用ガラスを値上げします。 各社は、値上げの理由として、生産の工程で使う重油の価格が中東情勢の緊迫化や円安などにより高止まりしていることや、原料のけい砂などの調達価格も円安や輸送費の上昇で値上がりし、製造コストが上がっていることを挙げています。 各社が一斉に大幅な値上げに踏み切るのは、原油価格が高騰した平成２０年以来６年ぶりとなります。

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