忠犬ハチ公の慰霊祭 外国人も参列 NHKニュース

亡くなった飼い主の帰りを東京・渋谷の駅前で待ち続け、そのエピソードが映画にもなった「忠犬ハチ公」が死んでから、ことしで８０年となります。 ８日は飼い主の孫や、海外でのハチ人気の高まりを受け、初めて外国人観光客も参列して、慰霊祭が行われました。 慰霊祭には、飼い主で東京帝国大学の教授だった上野英三郎博士の孫の一人さんや、ハチ公像を制作した彫刻家の安藤士さんのほか、６年前にアメリカで作られた映画などの影響で、海外でハチ人気が高まっているのを受け、今回初めて、外国人観光客も参列しました。 厳粛な雰囲気のなか、神事が行われ、参列者がハチをしのんだあと、ハチ公の像に花輪がかけられました。 また、会場では「忠犬ハチ公」の物語も紙芝居で上演されました。 参列した上野さんは、「８０年もかわいがっていただき、飼い主の孫として心からうれしいです。ハチには、渋谷の発展を今後も見守ってほしいです」と話していました

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