債務超過隠し債権販売か 行政処分を勧告の方針 NHKニュース

「レセプト債」と呼ばれる債券を発行していた資産運用会社が債務超過に陥り、２２０億円余りを償還しないまま破産した問題で、東京の証券会社が債務超過の事実を隠してこの債券を販売していたとして、証券取引等監視委員会は行政処分を行うよう金融庁に勧告する方針を固めました。 こうしたなか証券取引等監視委員会が、この債券の販売や仲介をしていた東京・中央区の「アーツ証券」に対し行政処分を行うよう金融庁に勧告する方針を固めたことが、関係者への取材で分かりました。 関係者によりますと、アーツ証券は３年前には資産運用会社が債務超過状態だったことを把握しながら、投資家に対し「レセプト債の運用は安定している」などと説明して勧誘していたということです。 監視委員会はこうした行為が金融商品取引法に違反する虚偽の告知に当たると判断したということで、２９日にも勧告するとみられます。 問題のレセプト債は、ほかにも６つの証券会社

[daybeforeyesterday]

ちょ(そ)うか

[yasudayasu]

アーツ証券は３年前には資産運用会社が債務超過状態だったことを把握しながら、投資家に対し「レセプト債の運用は安定している」などと説明して勧誘していたということです。