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2-4-2 重力測定(*)
重力の測定方法は,大きく2つに分かれる.1つは相対測定と呼ばれる方式で,重力値が既知の地点との重力... 重力の測定方法は,大きく2つに分かれる.1つは相対測定と呼ばれる方式で,重力値が既知の地点との重力差や,あるいは,同一の測定点での重力の時間的な変化だけを測定する方法である.もう1つは絶対測定と呼ばれる方式で,文字通り,測定点での重力の絶対値を測定する方法である. 歴史的には,重力測定には重力振子,特に2つの支点を持つ可逆振子(図15)が用いられ,絶対測定のためには振子の長さと周期が,また,相対測定には振子の長さは変化しないと仮定して,周期だけが測定された.しかしながら,可逆振子を用いた場合でも,支点の位置に曖昧さが残る振子の長さの測定は大変困難であり,重力振子による絶対測定では,今日必要とされる高い精度での測定は不可能である.レーザー干渉計を用いた光学的な距離測定と,原子時計による時間の計測技術が格段に進歩した現在では,絶対重力測定としては,もっぱら,落下する物体の落下距離と経過時間を直