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石母田正『平家物語』: やまもも書斎記
2016-09-15 當山日出夫 石母田正.『平家物語』(岩波新書).岩波書店.1957 古本で買った。緑表紙の... 2016-09-15 當山日出夫 石母田正.『平家物語』(岩波新書).岩波書店.1957 古本で買った。緑表紙の岩波新書である。今は、もう売っていない。 この本を最初に読んだのは、国文科の学生のときだったろうか。ある授業で紹介されていたのを覚えている。そこで言及されていたのは、 「見るべき程の事は見つ」 という、知盛のことばであった。壇ノ浦でこれが最期というときのことば。なぜか、このことばは印象に残っている。平家の栄華、源平の争乱、そのすべてを体験してきて、最後に身を海に投じようというときに言っている。この世の中で、見るにあたいするほどのすべてのものごを見尽くした……散文的に言ってしまえば、このような意味になろう。ここは、現代語訳してしまったのでは、原文の持っているきっぱりとした覚悟のようなものが伝わってこない。 この箇所、現代のテキストで確認してみると、『岩波文庫本』では、第4巻の212