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オイディプスの食卓01
普通の家庭、という言葉を聞いて僕が想像するのは、子どもたちが賑やかに騒ぎ、お母さんがキッチンで何... 普通の家庭、という言葉を聞いて僕が想像するのは、子どもたちが賑やかに騒ぎ、お母さんがキッチンで何か料理を作っていて、お父さんはビールを飲んでいるかあるいは子どもたちと遊んでいるか、とにかく家族のみんながニコニコと笑っている光景だった。 住宅とか、あるいはシチューのCMあたりでよく見かけそうな映像をいつも思い出す。「普通の家庭」というのは、僕にとってそういう漠然とした幸福な光景を喚起される言葉だった。 だけどこないだ統計局のHPで調べてみたところ、平成22年10月の時点で、日本の平均世帯員数はわずか2.4人程度だという。 これがすなわち家族を構成する平均値であると思い込むほど数字に弱くはないつもりだけど、世帯内の肩書きが「子」でしかも三人姉弟の末子という立場にある僕にとっては、少し衝撃的な結果だったことは言うまでもない。 つまり日本の多くの世帯で、『僕』は存在していない。足元を不安にさせる数