神は死んだから俗物を信仰できるぞ - 無要の葉

2014-12-26 神は死んだから俗物を信仰できるぞ 日本人は無宗教とか言うけれど、もちろんそんなことはない。日本的宗教観とか神道とか日本的仏教観とかいろんな考え方がある。 専門家じゃないからざっくり行くと、「ものに魂が宿る」という考え方が余所の国にない日本及び東洋の考え方だそうだ。キリスト教やイスラム教のような一神教では「超越的な存在」は唯一であり、他は考えてはいけない。だからキリスト教がやってくる前に存在していた「神様」はキリスト教によって「悪魔」や「妖精」に上書きされていった。例えば高位の悪魔ベルゼブブは、ペリシテ人にとっての神様だったのを、異教であるという理由で無理矢理ハエの姿の悪魔に変えてしまったものである。*1 日本に戻ってくると、「ものに魂が宿る」という考えは同時多発的に「超越的な存在」を容認している。だから仏教が入って来たときも「仏教うぃーねぇー！仏様リスペクトしちゃう！

[ornith]

“「隣人を愛したら人生捗りすぎﾜﾛﾀ」とか「煩悩を捨てたら身軽に生活できる件」とか、シンプルに考えるとそういうことなんだと思う。”

[hungchang]

こう見るとニーチェって結構仏教的で、その意味では(日本の)仏教はメタ的な思想なんだと思えて面白い。

[wwolf]

「何かを盲信して他人の価値観にまるまる染まるということ」うむ。

[macchauno]

何かを盲目的に信じられたほうがラクに楽しく生きれるんだろうな、と思う

[hetarechiraura]

「有象無象のアホを盲信するアホは何かしらの無害な宗教に入信させておけ」って言ってるように見える（誤読なら失礼）。／なんにせよ、何かを信仰している自分に気づくことって大事な要素だよね～。